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15分以内でできるのは101品中64品 ― 器具を変えると調理時間はどう変わるか
「時短」はどこまでが時短か
時短レシピという言い方はよく使われるが、何分までを時短と呼ぶかは決まっていない。このサイトが載せている101品のレシピを、調理時間で並べてみる。
15分に山がある
調理時間の分布はこうなっている。
| 調理時間 | 品数 |
| 5分以内 | 3品 |
| 5〜10分 | 22品 |
| 10〜15分 | 39品 |
| 15〜20分 | 19品 |
| 20分以上 | 18品 |
10〜15分がもっとも多く39品。15分以内におさまるレシピは64品で、全体の63%にあたる。逆に20分を超えるのは18品で、30分以上はそのうち7品しかない。
家庭で作るレシピは、そもそも短い時間に寄っている。「時短レシピ」という区分は、実際には多数派を指している。
器具ごとに時間の性格が違う
使う器具で分けると、それぞれ得意な時間帯がある。
| 器具 | 品数 |
| 鍋 | 35品 |
| フライパン | 28品 |
| 電子レンジ | 17品 |
| 包丁だけ | 10品 |
| オーブントースター | 7品 |
| 炊飯器 | 4品 |
包丁だけで作れる10品は、火を使わない。切って和えるだけなので、時間の下限がそのまま作業時間になる。電子レンジの17品も、加熱中は手が空く。
一方、鍋は煮る工程が入ることが多く、時間の上限を押し上げる。35品ともっとも数が多いのは、汁物と煮物がここに集まるからである。
同じ「15分」でも、フライパンの15分は15分ずっと手を動かし、電子レンジの15分は加熱の待ち時間を含む。合計時間だけを見ると、この差が消えてしまう。
材料の数は時間と直結しない
1品あたりの材料の数は中央値6つ。材料が多いレシピほど時間がかかりそうに思えるが、実際には切る手間より加熱の待ち時間のほうが総時間を決めている。材料を1つ減らすより、加熱の方法を変えるほうが時間は縮む。
「火を使わない」は11品ある
タグ別に数えると、簡単28、作り置き21、定番20、火を使わない11。火を使わない11品は、包丁だけ・電子レンジのレシピと重なる。
夏場や、コンロがふさがっているときに探すのはこの区分になる。101品のうち1割ほどが、火を使わずに1品仕上げられる。
時短を選ぶときの見方
- 合計時間だけで選ばない。手を動かす時間と待ち時間は別物である。
- 器具から選ぶ。使える器具が決まっていれば、選べるレシピは自動的に絞られる。
- 15分は多数派。15分以内は特別な条件ではなく、家庭のレシピの標準に近い。
出典
このサイトが公開している101品のレシピデータ(調理時間・器具・材料・タグ)を集計した。